今日のちょこっと心理学②テスト前に机の掃除を始めてしまう<2026.6.8記>
- こころ ふくし
- 6月6日
- 読了時間: 4分
更新日:6月8日
【セルフ・ハンディ・キャッピング】
「テスト勉強中に、なぜか机の整理をはじめてしまう」
「わたし、ぜんぜん勉強してないよ~(;'∀')」と周囲に言う
こんな経験、ありませんか??

これらは、
失敗したときの言い訳を用意しておきたいから。
少し固く言うと、
自分自身の行動の結果について、
失敗は外的な要因に帰属して言い訳することができ、
成功は自分の内的な要因に帰属したり調整したりする
方略なのです。
つまり、
テストが悪い点だったら
「〇〇で忙しくって全然勉強できなかったから」
テストで良い点取れたら
「実は努力してたんだ♪」と言える。
そのための布石。
および、「現実逃避」でもあります。

そして、「達成感」を得やすい
「ここを片付ける」という小さな達成感を
簡単に味わえるため、脳が快感を求めて
逃げてしまうのです。

現実逃避も
自分への言い訳も
甘やかしてあげるのも
ほどほどには必要だと思います。
実際、掃除するのはいいことだし必要なことだし
でも、そればっかだと現実的には前に進めない……
では、どうすればいいのか??
一般に心理学のうんちくって、
「それは○○という心理が働くからです」
と原因をもっともらしく言われて
「へぇ~」
だけで終わっちゃうことが多いように思います。
その先の、
「じゃあ、どうすればいいんだよ」
ということまで踏み込まないと
意味がない。

具体案①「時間を区切る」

「15分だけ」など、タイマーをセットして
強制的に終えるようにしましょう。
それも、「ここまで、と終わりにする」
のは自分自身なので、タイマーが鳴っても先延ばしを繰り返してしまうかもしれません……
より効果的なのは、
他者に宣言することかな。
家族に、「これから15分だけ片付けするけど、
終わったら勉強するから!
いつまでもやってたら、言って!」
友達にLINEで言っておくのもいいかも。
具体案②環境を変える

自宅には漫画とかテレビとか掃除用具とか
気を散らされる誘惑がいっぱい。
だから、自ら強制的にそれらがない環境に
するのです。
掃除の代わりに、
テキストを開いてペンをセットするなど
「勉強の準備」だけをしてしまうこともいいですね。
具体案③他者を介在させる=他人を利用する
はっきり言って、人は弱い生き物です。
どこまでもストイックにできる人ばかりでは
ありません。
ストイックと思われる
一流スポーツ選手だって、
時には自分を甘やかしてしまいそうな
思考が浮かぶことだってあるのではないでしょうか。
(もちろん、それに打ち勝つ強さがあるからこそ
成功しているのかもしれませんが)
少なくとも、ぼくは凡人です。

自分に厳しくするのもいいですが、
敢えて
「他者に宣言」することで、自分を追い込む。
他者に知らせることで、現実に強制されなくても
他者の目を意識することで
勉強しなければならない状況にする。
あっ
なんだか結局ストイック方向に話が…
(これは、「認知的不協和」という心理の活用でもあります。詳しくは別建てで)
具体案④自分への「ご褒美」(報酬)を準備しておく

「トークンエコノミー法」というものです。
トークンとは、報酬のこと。
「ここまでテキストを終わらせたら
あのドーナツを食べる」とか
「テストで100点取ったら、
欲しかった服を買う」
とか。
(この「報酬」には、与え方によっては
逆効果になるなどのデメリットも
考えられるので、
それはまた別記事を建てましょう)
【結論】
やらなきゃいけないことがあるのに、
別のことに逃げてしまうのは、
別に「自分に甘い」からじゃなくて、
人間てそういうもの。
そのことを自覚して、
・いつ、どんなこと(掃除、部屋の模様替え、床の吹き掃除など)
に逃げてしまうか?
・勉強しているのは、どこ?自分の部屋?
具体的なことを整理して、
“気持ち”“やる気”って見えないものじゃなくて
「環境とか方法とか時間とか、
現実的に変える」ことから試してみましょう。
何事も、〝実験〟のつもりで!
実験だから、失敗していいんです!
Let's try!




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