自己紹介<ソーシャルワーカー~MSW編②-1>(2026.05.19記)
- こころ ふくし
- 5月20日
- 読了時間: 2分
ぼくが勤務していた病院は、ベッド数100床程度の
小さい病院だったが、
まがりなりにも救急車を受け入れる救急病院だった。

ある時、ぼくのPHSが鳴った。
院長先生から。
すぐに救命治療室に来るように、と。
院長直々に、とは何事だろう?
しかも、ソーシャルワーカーが治療の場である
救命治療室に呼ばれるとは。
院長
「河川敷のホームレスで、保険証がないらしい。
治療してしまって大丈夫か?」

要するに、保険証のない患者を治療して
医療費を取りっぱぐれることを
心配なさっているようだ。
ここまで来て何を仰る・・・・・・。
救急病院は、救急車を受け入れることで
結構なお金が入る。
(詳細は割愛するけど、1台○万円とか)
だから、とりあえず受け入れるだけは受け入れて、
面倒そうな患者なら 何かしら理由をつけて
他院へ再搬送させることもある(らしい)。
ソーシャルワーカーに繋いでくれただけでも
よかった、と思うべきか。
ぼくは
「役所と連携してなんとかするので、
治療をお願いします」
と伝えた。
ただちに管轄市役所の生活保護担当課に連絡。
事情を説明すると、地区担当の行政職員は
「病院にご迷惑のかからないようにします」
と言ってくれた。
(役所の職員もいろいろな人がいるが、
この担当者は親切で有能な行政マンだった)。
その患者の診断は、胃癌の診断だった。
(ステージは憶えていない)
病院のある市内には、
路上生活者=いわゆるホームレスの方々が生活する
地元では有名な河川敷があった。
その患者さんは、そこで生活するホームレス。
しかし、その30分後くらいに、
ぼくは今度は病棟看護師から呼び出された。
「さっき救急入院したホームレスの患者さんが、
退院させろって言って、聞かないんです。
なんとかしてください。」
(つづく)



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